あんな家に住んでみたいなと思った

日々の徒然

久しぶりにAmazonプライムを覗いてみた。

なんかほっこりする映画はないかなと。

そこで見つけたのが

川っぺりムコリッタ

以前、大好きなYoutuberさんがこの映画良かったよといってて

でも、その時には、もうやってなくて

 

そしたら、それを偶然見つけた

 

出演されてる俳優さんが個性的な演技派俳優さんが多くて、

主演は松山ケンイチさん。

ムロツヨシさん、満島ひかりさん、吉岡秀隆さん。

 

ねっ、この顔ぶれ見るだけでも、どんな映画が気になるでしょ。

 

満島ひかりさん、大好きなんですよ。

独特の世界感が好き^^

 

この映画は、孤独な青年が築50年以上のアパートに越してきて、イカの塩辛工場で働きながら、静かに暮らしたいと思っているところから始まる。

ひとりでいたいと思っていたのに、隣人がお風呂を貸してくれという。

ご飯は一緒に食べた方が美味しいんだよと、ご飯の時間に押しかけてくる。

うざいだろうなと思いながら、そんなふうに、窓をガラガラと開けて入ってくる、そんな雰囲気がある意味羨ましくも思った。

小さい頃住んでた家の前の長屋を思い出した。

みんなが仲良くて、おかずをお裾分けしに行ったり、持ってきてくれたり、調味料が足らなくなったら、借りに行ったり、そんなことをふと思い出した。

こんな家住みたいな。

 

実在するのかなと思って調べてみたら、富山にある公営住宅なんだそう。

こういうところ、近くにないかな。

 

ムコリッタという意味

ムコリッタって聞きなれない言葉だなと思って

調べてみたら

仏教用語で、1日の1/30、つまりは48分。ささやかな幸せということらしいです。

 

ささやかな幸せ、それがあればきっと生きていける。

家族でもなく、単に一緒のアパートに住んでるだけなんだけど、それでも一緒にご飯を食べたり、畑をしたり、

たまには相談をしたり・・・

そんなひと時があればきっと幸せなんだ

 

 

この映画のテーマ

この映画の解説を読んでみたんですが、

そこには深い意味がありました。

生と死の間にある時間をムコリッタという仏教の時間の単位を当てはめてみた

と書いてありました。

 

そうだよね。

大切な人が亡くなって、それでも生きていかなくちゃいけない。

なぜ死んじゃったの?と思うこともあるだろうし、

もっとやってあげることがあったのかもしれないと後悔することもある。

 

でも、時間は過ぎていく

お腹もすく

 

大切な人がいなくなっても、大切な人がいたときと同じように時間は流れていくんだよね。

 

だから、少しでも前を向いて、ささやかな幸せを大事にしながら生きていくことが大事なんだよね

 

私も少し、そんな繋がりができたらいいなと思いました。

 

最後の風景、なんか素敵だな。

 

こんなところに住みたいな。

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